3月24日(土) 伊予灘のメバル釣り

伊予灘メバル第三弾。

2回続けて悪天候のため中止になっていたので 3度目の正直。


今シーズン 各地でメバル好調の便りが届いている。

伊予灘もシーズン序盤から好調をキープしており

特に先週末の大潮まわりからは一人100匹は当たり前?

好条件が揃えば150匹200匹と まさにメバル祭り状態。



しかし…今週末にかけて潮はどんどん小さくなって

今日は小潮。


今の時期の小潮まわりはジギング向きの潮なんだけど

青物には目もくれずに メバル一本勝負。

(予想通り ジギングでは青物爆釣してた…)



この時期 大潮だと干満の潮位差が300cm以上あるのに

今日の干満差はは70cm弱

何だかとっても嫌な予感。


昨日はよく当たって みなさん余裕で100匹overだったので

大丈夫でしょう?



今日は潮が小さい上に 雲一つない快晴予報。

メバル釣りにとっては最悪の条件なので


朝の時合いを外さないように 頑張らねば。


潮が思ったより速く 船頭さんもポイント選びに苦労されているようだ。


ここぞ というポイントにはいると

メバルの小気味いいアタリが竿先に伝わり

追い食いも成功。



大型混じりでいい感じ。


昼前から 風が出る予報なので



凪いでいる今のうちに1匹でも多く釣っておかないと。


20cm後半サイズが連で掛かると引きは強烈。



いい感じで釣れ続いてくれると思ったら

釣り開始1時間ほどで 食いがパッタリ止まってしまった。


これにて時合い終了?


潮が小さいせいか いつもの反転流とは逆方向に流れているようで

食いが続かない。


その後も 何処へいっても同じような状況。

昨日は仕掛けを落とせば どのポイントでも即ヒットしていたそうだが

今日はサッパリ。


潮が満ちに変わっても ゆるゆるのせいか

魚探の反応はいいそうだが 全く当たらない。


高い反応が8m10mと出ているので 大きく底を切って群れの上部の大型メバルを狙っても

まるでダメ、アタリなし。


今日は仕掛けの下半分の枝ばかりに掛かってくる。

食いの悪いときの典型的なパターンだ。


ベイトが流れて食いが立っている状態では

釣り上げたメバルはベイトを大量に吐き出すが

潮の関係か 今日はそれも少ない。



よく見ると 透明なワームみたいなものや白アミ、小エビを吐いている。


反応があるのにサビキを見切られるときは

小振りのシラサを刺して釣れば 群れの中の良型メバルが口を使ってくれるのだが

今日はサビキ一本勝負。


10時くらいからは南西の風も強くなってきた。



満ち5分を過ぎると ようやく流れが出てきたようで…


渦巻く反転流の中に仕掛けを通すと

ブルブルッとアタリが出て

十分追い食いさせると4連5連で揚がってくる。


船は反転流の中を行ったり来たりしているので



4、5匹掛かったと思ったら 魚を取りこんで仕掛けを再投入

これを繰り返して 1流しで20匹ほどキャッチ。


中型メインに ポツリと良型といった感じだが

今日の状況を考えると 文句は言っていられない。


油断をしていたわけではないが 枝を何度か飛ばされてしまった。



そんな時は 応急処置。

抹茶ワームを付けてメバルを掛ける。


太陽が真上に来たせいか 食いがどんどん悪くなってきた。

昼には潮も緩んで反転流も消えてしまい ここでの時合いも終了。


最後に 漁礁地帯の尺メバルを狙いに行ったが

ここでも反応の割に アタリは遠く

私の仕掛けには全く当たらず。


午後からはほとんどメバルを追加できないまま 終了。



前日は結構よく釣れたというのに…


船頭さんによれば 今日のメバルの活性は昨日の1/3以下やねって。


動かない潮に雲一つない晴天。

メバル釣りにとっての最悪条件下では これでも釣れた方か。


今日は平均サイズも控えめだったので クーラーもスカスカ。



ジギングもタイラバもエギングもサビキも

ライブベイトをエサにしない釣りは基本的に潮で食わせるので

一定以上の潮流れがないと 釣果は望めない。


メバルの反応は ずっとあったようなので

今後の小潮まわりはシラサのエサ釣りも試してみないと。



本日の釣果 メバル 〜28cm 107匹